体重133キロからのプログラミング

体重はちょっと減って今125キロです。

SESの研修が終わったのでどんな感じか伝えたい

筆者について

・SESに内定もらった
Railsチュートリアルを独学で2週した
・SESだとJavaPHPの案件がほとんどなので研修が必要だった
・研修終わった ←イマココ!

私自身も研修内容がどんなものなのか不安を抱えていましたので、SES企業の研修ってどんな感じなんだろう?という方向けに書いています。
また、研修先のスクールに掲載許可を得ていますが、具体的な社名・教材の詳しい内容についてはお伝えできません。

研修先について

IT企業の新入社員を対象として、JavaPHPなどの研修を行なっているスクールで研修を受けました。
動画教材をメインに、動画内容をテキストで補完していく形です。
講義形式ではなく、自習のような形で教材を進め、演習にチャレンジしてわからないところがあれば都度質問するといった感じでした。
ちなみにこういった研修には国から補助金が出るそうです。詳しくは知らないけど。

カリキュラム

Java基礎(2週間くらい)
JavaのClassの仕組みやオブジェクト志向の理解、外部ファイルやコンソールへの入出力・例外処理など。

SQL基礎(2日くらい)
MySQLコマンドあれこれ

JavaでのDB連携(2日くらい)
jdbcを用いてDBを操作。

ServletJSP(2週間くらい)
古の技術。

・Spring基礎(2週間くらい)
SpringBoot + Maven + thymeleaf + MyBatis

・模擬プロジェクト(2週間くらい)
SpringBootで好きなものを作る

感想

まず、スクールでの研修についてですが、効果に疑問を感じているSES企業は多く存在していて、自社でのみ研修を行う企業や、現場に入れて学ばせる企業など、会社によって対応は様々です。
そういった現実がある中、自分の研修先は果たしてどうだろうと心配でしたが、私にとっては「大当たり」でした。

独学で勉強をしていたため、勉強のやり方がある程度わかっていたので、家で勉強している感じで給料までもらえてしまうというフィーバーモードでした。

また、独学でSpringを勉強しようとしたことがある方はわかると思いますが、Springの歴史はとても長く、ビルドツールもたくさんあればHTML部分もJSPだったりthymeleafであったり選択肢が非常に多いため、これ!といった学習サイトが見つからず、情報の取捨選択が非常に難しいです。
私の研修先では教材がとてもわかりやすくまとめられており、レベル感もJava初心者に合ったものになっているため、非常に効率よく知識を吸収できました。
完全未経験でPCすら持っていない方も研修に参加されており、カリキュラム通りにこなせていたので、教材が優秀であったことがわかります。

Servletについて、カリキュラムを最初に見たとき、「こんな古の技術いるのか?」と思っていましたが、Springという歴史の長いフレームワークの誕生の背景を知ることができたため、個人的にはやってよかったと思います。(SpringもServlet生成してるわけだし)

講師の方は全員現役のエンジニアということもあり、ハマってしまっても根気強くコードを読んで原因を探ってくださり、デバッグの手法やエラーコードの解釈なども大変参考になりました。
スクール全体の雰囲気もよく、充実した2ヶ月でした。
優れた環境を用意してくれた研修先の企業様、ならびに弊社の経営陣に感謝。

最後に

最後の模擬プロジェクト演習で、プレゼンに使った資料を公開します(公開許可を得ています)
ソースコードについては、版権ものの画像がたくさん含まれているため、修正後に公開できればなと思います。

全てのアラサー駆け出しエンジニア(SES就職を目指す現実主義者系)に幸あれ